Shell stops Arctic activity after ‘disappointing’ tests (BBC News)
北極圏のエネルギー関連ニュースを追いかけている人には大きなニュース。これまでずっとアラスカ沖での石油開発に膨大な時間とお金と労力をかけてきたShellが、アラスカにさよならをすることにしたそう。
Chukchi Seaというエリアでの採掘活動を続けていたものの、当初予想されていたよりもずっと少ない量の石油しかないとわかって、とのこと。
原油価格低迷を機に、他のオイルメジャーが次々とコストが莫大にかかる北極圏での採掘から手を引いていくなか、Shellだけはアラスカを諦めていなかったので、この突然のニュースはなかなかのサプライズ、とBBCの記事。
ちなみに、タイミング悪く、9月28日からアラスカのフェアバンクスにてArctic Energy Summitという会合が開かれていて、これは名前の通り、北極圏におけるエネルギー開発をテーマとした集まり。Bennet女史のブログによると「葬式のような」雰囲気だったそう。